【ゲーム株概況(1/24)】Webコミックマガジン「ひふコミ」の創刊を材料にエディアが急騰 クッキーに依存しない広告配信PF提供のアクセルマークは急反発
1月24日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比291.09円安の3万6226.48円で取引を終えた。日銀の金融政策決定会合で金融緩和策の維持が発表されたものの、日銀の植田総裁の記者会見での発言を受けて近い将来の金融政策正常化への動きが意識され、市場の警戒感から売り物が先行する展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エディア<3935>が商いを伴って急騰し、一時400円台を回復する場面があった。エディアは、前日1月23日に子会社の一二三書房が新たな電子書籍サービスとしてWebコミックマガジン「ひふコミ」を創刊したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、ネクソン<3659>が3日続伸して2500円台を回復した。ネクソンは、外資系証券が投資判断「バイ」を継続し、目標株価を3906円に引き上げたことが市場の関心を集めたもよう。
ほか、カヤック<3904>やワンダープラネット<4199>などが買われ、周辺株ではクッキーに依存しないIDレスな広告配信プラットフォームの提供開始を材料にアクセルマーク<3624>が急反発した。
半面、任天堂<7974>やコナミグループ<9766>など大手ゲーム株が総じてさえず、直近で高値圏に買われていたタカラトミー<7867>は3日ぶりに反落した。
前日1月23日は「カラオケ BanBan」の運営を行うシン・コーポレーションの買収発表で急動意を見せていたGENDA<9166>も3日ぶりに反落した。
アカツキ<3932>は6日ぶりに小反落した。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935