任天堂の決算説明資料より…Nintendo Switchは有機ELモデルとSwitch Liteが伸長 『Super Mario Bros. Wonder』は『ティアキン』に次ぐ今年2番目のヒットに
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任天堂<7974>は、2月6日、2024年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。その決算説明資料から今回はNintendo Switchの販売状況を見てみたい。
Nintendo Switch本体は、従来モデルの販売台数が前年同期比34.9%減と落ち込んだものの、有機ELモデルは同6.2%増、Nintendo Switch Liteは同9.1%増と伸長した。ハードウェアトータルでは7.8%の減少だった。発売から7年目を迎えているハードウェアであることを考慮すれば、極めて高水準を維持していると評価することができそうだ。
また、ソフトウェアの販売本数は、前年同期の1億7211万本から1億6395万本へと同4.7%の減少となっている。その中で、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズとして約11年ぶりの完全新作タイトルとなる『Super Mario Bros. Wonder』が販売本数1196万本と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(販売本数2028万本)に次ぐ今年2番目のヒットタイトルとなった。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974