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LINEヤフー<4689>は、2月6日、2024年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、2022年10月にPayPayを連結子会社化したことに伴う戦略事業の増収などにより、過去最高の売上収益を更新した。
一方、PayPayの連結子会社化による企業結合に伴う再測定益の影響により、営業利益などについては前年同期比で減益となった。
売上収益1兆3468億4000万円(前年同期比8.7%増)
営業利益1742億8000万円(同40.0%減)
最終利益1224億4800万円(同32.0%減)①メディア事業
アカウント広告および検索広告の増収と2022年9月のLINE MUSICの連結子会社化の影響により、売上収益は5268億円(前年同期比2.6%増)となった。②コマース事業
売上収益は、アスクルグループおよびZOZOグループにおける増収により、前年同期比で増加した。eコマース取扱高は、コスト最適化等の影響により、3兆1319億円(同0.1%減)となり、うち国内物販系取扱高は、2兆2703億円(同0.2%減)となった。以上の結果、売上収益は6115億円(同1.7%増)となった。③戦略事業
売上収益は、2022年10月のPayPayの連結子会社化の影響やPayPay連結の成長により、前年同期比で増加した。PayPay連結取扱高は9.2兆円(同23.3%増)となり、順調に拡大した。また、PayPay銀行の貸出金残高は6761億円(同32.1%増)となった。以上の結果、売上収益は2116億円(同64.7%増)となった。 -
■通期業績予想を下方修正
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2023年3月期通期の業績予想については、第3四半期累計期間までの実績などを踏まえ、以下のとおり修正している。
売上収益1兆9000億円→1兆8200億円(増減率4.2%減、前期比8.8%増)
会社情報
- 会社名
- LINEヤフー株式会社
- 設立
- 1996年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 川邊 健太郎/代表取締役社長CEO 出澤 剛/代表取締役CPO 慎 ジュンホ
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4689