SANKYO、第3四半期決算は営業益36%増の652億円と大幅増益…「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」5万台、エヴァシリーズ新作は6万台販売

SANKYO<6417>は、2月7日、2024年3月期 第3四半期累計(23年4月~23年12月)の連結決算を発表し、売上高1705億8800万円(前年同期比33.2%増)、営業利益652億6400万円(同35.9%増)、経常利益658億7900万円(同35.1%増)、最終利益482億4400万円(同24.8%増)だった。

・売上高:1705億8800万円(同33.2%増)
・営業利益:652億6400万円(同35.9%増)
・経常利益:658億7900万円(同35.1%増)
・最終利益:482億4400万円(同24.8%増)

 

■概況

パチンコ機においては、2023年8月に導入した「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」を5万台販売したほか、2023年12月に導入したエヴァンゲリオンシリーズ最新作となる「ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ」及びシリーズ初となるスマートパチンコ機「スマパチ シン・エヴァンゲリオン Type カヲル」は、両タイトル合わせて6万台を超える販売台数を記録し、稼働の牽引役としても期待されている。

また、パチスロ機においては、前期に販売した「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」の増産分や、スマートパチスロ機を中心に新規3タイトルを発売し、前年同期比で販売台数を伸ばすことができた。

 

■セグメント別の経営成績

【パチンコ機関連事業】
パチンコ機関連事業については、売上高1298億円(前年同期比25.4%増)、営業利益567億円(同25.5%増)、販売台数26万台(前年同期は22万2000台)となった。

主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバー炎炎ノ消防隊」(2023年4月)、「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」(2023年8月)、Bistyブランドの「コードギアス 反逆のルルーシュ Rebellion to Re;surrection」(2023年5月)、「ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ」(2023年12月)、JBブランドの「フィーバークィーンII 30th ANNIVERSARY EDITION」(2023年7月)だった。

【パチスロ機関連事業】
パチスロ機関連事業については、売上高231億円(前年同期比63.5%増)、営業利益110億円(同74.7%増)、販売台数は5万1000台(前年同期は3万台)となった。

主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ 炎炎ノ消防隊」(2023年5月)、「パチスロ からくりサーカス」(2023年7月)、Bistyブランドの「L エヴァンゲリオン~未来への創造~」(2023年10月)の3タイトルだった。

【補給機器関連事業】
補給機器関連事業については、売上高172億円(前年同期比69.9%増)、営業利益15億円(同141.9%増)となった。

【その他】
その他については、売上高2億円(前年同期比95.8%増)、営業利益1億円(同702.6%増)となった。

 

■2024年3月期の業績見通し

2024年3月期の業績は、売上高1970億円(前期比25.2%増)、営業利益710億円(同21.3%増)、経常利益720億円(同21.3%増)、最終利益525億円(同12.0%増)、EPS198.91円を見込む。

・売上高:1970億円(同25.2%増)
・営業利益:710億円(同21.3%増)
・経常利益:720億円(同21.3%増)
・最終利益:525億円(同12.0%増)
・EPS:198.91円

計画に対する進捗率は、売上高86.6%、営業利益91.9%、経常利益91.5%、最終利益91.9%となっている。

・売上高:86.6%
・営業利益:91.9%
・経常利益:91.5%
・最終利益:91.9%

会社情報

会社名
株式会社SANKYO
設立
1966年4月
代表者
代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
6417
企業データを見る