グリー、KDDIが保有する同社株式800万株の海外売出しを実施　株主構成の最適化および株式流動性の向上のため

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  グリー<3632>は、2月21日、KDDI<9433>が保有する同社株式800万株の海外売出しを実施することを発表した。

  海外売出しの目的は、海外投資家層の拡大を軸とする株主構成の最適化および株式流動性の向上を狙いとしたもの。単独ブックランナー兼主幹事会社であるMizuho Internationalが引受先となり、2月21日か2月22日のいずれかの日の東証における同社普通株式の普通取引の終値に0.90～1.00を乗じた価格を仮条件として、需要状況等などを勘案した上で、売出価格は決定される。受渡期日は2月27日の予定。

  なお、この海外売出しに関連して、グリーは、引受会社に対し、売出価格など決定日に始まり、本海外売出しの受渡期日から起算して90日目の日に終了する期間（ロックアップ期間）、引受会社の事前の書面による同意なしには、同社株式または同社株式に転換もしくは交換可能な有価証券などの発行などを行わない胸を合意している。

  また、本海外売出しに関連して、セコイアおよび同社代表取締役会長兼社長の田中良和氏は引受会社に対し、ロックアップ期間中、引受会社の事前の書面による同意なしには、同社株式または同社株式に転換もしくは交換可能な有価証券等の売却などを行わない旨を合意している。

  ※いずれの場合においても、引受会社はロックアップ期間中であってもその裁量で合意の内容を一部または全部につき解除できる権限を有している。

【追記】
売出価格は1株あたり484円で、売出価格の総額は38億7200万円となる。