過去に掲載された記事を元に、その日ゲーム業界ではどのような出来事があったのか振り返る「今日は何の日?」のコーナー。
4年前の2020年3月8日は、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い全国の小中高が臨時休校になったことを受け、各社が対応を行うことを発表した。
まず、KADOKAWA<9468>グループのブックウォーカーが、全国的に臨時休校が実施されることに対し、総合電子書籍ストアBOOK☆WALKER( BOOK☆WALKER)で児童書207冊の無料公開を開始。
シリーズ刊行10巻以上の人気作『怪盗レッド』『五年霊組こわいもの係』をはじめとしたKADOKAWAの「角川つばさ文庫」作品に加え、 小学生に絶大な人気を誇る『どっちが強い!?』シリーズ、 「学習まんが 日本の歴史」ジャンル4年連続売上No.1『日本の歴史』など計207冊が全ページ無料で読むことができた。
DMM.comで展開中の『DMM英会話』では、 新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う全国の小中学校・高等学校の臨時休校を鑑み、2020年3月4日~3月31日までの期間、 全国の学校法人を対象にオンライン英会話サービス『DMM英会話』を無償提供。(個人ではなく学校単位での申し込み)
『DMM英会話』は、 パソコンやタブレットPC、 スマホを使って、24時間365日いつでもどこでもマンツーマンレッスンが受けられるオンライン英会話サービス。新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い全国の小中高が臨時休校になったことを受け、英語学習が困難になった生徒に向けて自宅学習のサポートをする、としている。
また、 小中高のみならず、 新型コロナウイルスの影響により海外留学を中止された大学、 専門学校等を含む学校法人もービス無償提供の対象としているという。
ヤフー(現・LINEヤフー<4689>)は、運営する子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」にて、多くの小学校が臨時休校になり、学校で勉強ができなくなった小学1年生から6年生の子どものために、自宅でも勉強ができるサイト「ヤフーきっず おうち学校」(PC版、スマートフォンブラウザ版)を開設。「ヤフーきっず おうち学校」は、子ども向け検索機能で宿題の内容について調べたり、動画や写真で教科を勉強したりできるコンテンツを提供した。
「ヤフーきっず おうち学校」は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、小学校が臨時休校になった子どもが自宅でも自発的に勉強ができるよう、フィルタリングが施された子ども向け検索機能で宿題の内容を調べたり、動画や写真で勉強したりできるコンテンツを提供する。
また、普段知る機会が少ない「お仕事」や「環境」、「福祉」など、子どもの生きる力を育み、成長につなげる情報の他、「工作」、「料理」など、教科学習以外の授業もサポート。また、「運動」では、子どもが身体的なストレスをためこまないよう、自宅でもできるストレッチなども紹介する。さらに、外部サービスとも連携して子どもの悩み相談などのコーナーを開設した。