ポールHDの決算説明資料より…第4四半期(11~1月)のメディア・コンテンツ業務はアクアプラス連結寄与やレベニューシェア計上で売上高が3.4倍に
ポールトゥウィンホールディングス<3657>は、3月12日、2024年1月期の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料から同社のメディア・コンテンツ業務の状況をみてみたい。
同社のメディア・コンテンツ業務は、前期末に子会社化したアクアプラスが新規連結寄与し、今期は大きく業容が膨らんでいる。さらにこの第4四半期(11~1月)は、ゲーム開発出資のレベニューシェアが売上に寄与したこともあり、売上高が前年同期比売上高3.4倍に拡大した。
一方でアニメ、ステージ、MD事業の拡大に伴い、一部不採算案件が発生して減益となり、滞留売掛金に対する貸倒引当金も発生した営業損益は5億300万円の赤字を計上した。
また、期中は連結子会社のHIKE(ハイク)が3DCGアニメーション制作事業を手掛けるしいたけデジタルの株式を12月22日付で取得し、子会社化した。しいたけデジタルの買収により、アニメ制作の機能および規模を拡大し120名超の制作体制となったが、これを200名規模まで拡大することを図るとしている。
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高469億8000万円、営業利益4億400万円、経常利益5億900万円、最終損益19億6700万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657
会社情報
- 会社名
- 株式会社アクアプラス
- 設立
- 1994年10月
- 代表者
- 代表取締役 三上 政高