松竹、2024年2月期の営業益を13億円→35.9億円に大幅上方修正…『映画あの花』と『ガンダムSEED FREEDOM』興収40億円超の大ヒット、業績拡大をけん引
松竹<9601>は、4月11日、2024年2月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高854億3000万円(前回予想877億3000万円)、営業利益35億9000万円(同13億円)、経常利益28億7000万円(同1億3000万円)、最終利益30億2000万円(同18億7000万円)、EPS219.8円(同136.10円)とした。
・売上高:854億3000万円(前回予想877億3000万円)
・営業利益:35億9000万円(同13億円)
・経常利益:28億7000万円(同1億3000万円)
・最終利益:30億2000万円(同18億7000万円)
・EPS:219.81円(同136.10円)
従来予想からの修正率は、売上高2.6%減、営業利益176.1%増、経常利益2107.6%増、最終利益61.4%増となっている。
・売上高:2.6%減
・営業利益:176.1%増
・経常利益:2107.6%増
・最終利益:61.4%増
同社では、映像関連事業で、一部の配給作品や映画館事業の興行収入が当初の想定に及ばずに売上は減少したものの、同社配給作品の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』と『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が興行収入約40億円の大ヒットとなり好稼働したこと、演劇事業も回復に弾みがつき不動産事業も堅調に推移し、利益予想は想定を上回る見込みになった、としている。
なお、連結子会社において、劇場資産の原状回復工事に係る資産除去債務につき、新たな情報を入手したことにより、工事見積額の見直しを行ったところ、一部の既減損済みの劇場の資産除去債務に相当する固定資産等について、減損損失8億8600万円を特別損失に計上したという。
会社情報
- 会社名
- 松竹株式会社
- 設立
- 1920年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 会長執行役員 迫本 淳一/代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘/代表取締役 副社長執行役員 武中 雅人
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9601