ワンダープラネット、2Q期間(12~2月)は『ジャンプチ』終了の影響で減収に 国内版『クラフィ』は8.5周年&初音ミクコラボで好調 組織最適化もおおむね完了

柴田正之 編集部記者
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  • ワンダープラネット<4199>は、4月15日、2024年8月期の第2四半期累計(9~2月)の決算(非連結)を発表した。その第2四半期期間(12~2月)の業績を見てみると、『ジャンプチ ヒーローズ』の終了発表の影響で減収となったものの、8.5周年キャンペーンや「初音ミク」コラボを実施した『クラッシュフィーバー』の貢献により、前年同期比で黒字転換、前四半期比でも増収を達成した。

    売上高6億1400万円(前四半期比2.0%減、前年同期比23.0%減)
    営業利益6800万円(同6.8%増、前年同期8300万円の赤字)
    経常利益6600万円(同6.4%増、同9400万円の赤字)
    最終利益8900万円(同439.5%増、同1億1100万円の赤字)

    『ジャンプチ ヒーローズ』は、2023年12月のサービス終了公表以降は利益貢献がなく、国内版『クラッシュフィーバー』の好調や海外版『クラッシュフィーバー』のサービス終了に伴う費用削減効果などが利益率の改善につながった。

    なお、一部運営タイトルの体制縮小による組織最適化は第2四半期でおおむね完了し、以降は事業運営の進行に影響ない範囲で体制を維持する見通しとしている。

ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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