サイバーエージェントのネット広告事業、第2四半期は2ケタ増益&3四半期連続の利益率改善…「AIやDXなどテクノロジーへの投資が実を結んだ」(藤田社長)

 

サイバーエージェント<4751>は、第2四半期(24年1~3月)のネット広告事業の業績について、売上高が前年同期比7.1%増の1073億円、営業利益が同19.6%増の59億円と増収増益を達成した。営業利益率は、3.7%→4.3%→5.4%→5.5%と3四半期連続で上昇した。

説明にあたった藤田晋社長は、「ABEMAと同様、ネット広告においても『ウマ娘』が良いうちに、AIとDXなど先に向けた投資を行っていた」と振り返った。

こうした投資が利益率を下げた要因だったが、先行投資が一巡するとともに、広告効果の改善や生産性向上など売上と利益にポジティブな影響を与えるようになったそうだ。「テクノロジーへの投資が実を結んでいる」という。

 

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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