enish、第1四半期決算は営業損失1億8200万円 『De:Lithe Last Memories』開発費先行、固定費削減で赤字縮小　『のび太のゴーゴーライド』の貢献は第2四半期から

enish<3667>は、5月10日、2024年12月期 第1四半期(24年1月～24年3月)の決算を発表し、売上高8億1900万円(前年同期比3.6%減)、営業損失1億8200万円(前年同期は3億0200万円の損失計上)、経常損失1億9500万円(同3億1200万円の損失計上)、最終損失1億9600万円(同3億1300万円の損失計上)と減収・赤字幅縮小となった。

・売上高:8億1900万円(同3.6%減)
・営業損失:1億8200万円(同3億0200万円の損失計上)
・経常損失:1億9500万円(同3億1200万円の損失計上)
・最終損失:1億9600万円(同3億1300万円の損失計上)

同社では、既存タイトルが安定水準を維持したものの、『De:Lithe Last Memories』の開発コストが先行し赤字が継続した、としている。前期に実施した人員削減などを行ったことで固定費は減少し赤字幅は縮小したという。

なお、新作『ドラえもん のび太のゴーゴーライド！』については3月28日に「Roblox」でリリースしたが、収益に本格的に寄与してくるのは次の第2四半期からになるという。『De:Lithe Last Memories』は6月リリース予定だが、コインチェック社とのINOやパブリックセールは好調だそうだ。

■2024年12月期の業績見通し

同社では、2024年12月期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定ができないことから記載していない、としている。