任天堂、ゲームソフトウェアの移植・開発を手掛ける米Shiver Entertainmentを買収 グループ入り後も複数のプラットフォーム向けで事業を展開

  • 任天堂<7974>は、本日(5月21日)、ゲームソフトウェアの移植・開発を手掛ける米国企業のShiver Entertainment(以下「Shiver」)の株式のすべてを取得して子会社化するため、スウェーデンのEmbracer Groupとの間で株式譲渡に関する契約を締結したことを発表した。

    Shiverは、Nintendo Switchをはじめとしたゲームプラットフォーム向けソフトウェアの開発会社。2012年の設立以降、ゲームパブリッシャーや他の開発会社から大規模タイトルの開発プロジェクトを受託し、近年では『Hogwarts Legacy』『Mortal Kombat 1』の移植および開発に携わっている。

    今回、豊富なゲーム開発実績を持つShiverの開発スタッフを任天堂グループに迎え入れ、技術力の高い移植および関発リソースを確保すべく、Shiverの全株式を取得し、子会社化することを決定した。なお、Shiverは任天堂グループの一員となった後も、Nintendo Switchを始めとした複数のゲームプラットフォーム向けの移植および開発業務を、任天堂以外のゲームパブリッシャーから受託・継続する予定だ。

    なお、株式の取得については、この種の案件における諸条件が充足されることを条件として実行する予定だ。

    また、この子会社化が任天堂の2025年3月期の業績に与える影響は軽微としている。

任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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