【ゲーム株概況(5/24)】資金調達が進むサイバーステップが4日ぶり反発 子会社のM&Aを材料にGENDAは続伸 アエリアは大幅反落に
5月24日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比457.11円安の3万8646.11円で取引を終えた。早期利下げへの期待が後退したことで米国市場が大幅な下落となり、国内市場にもその流れが波及した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日5月24日に第39回新株予約権で大量行使が行われ、約4500万円を調達したことを発表したサイバーステップ<3810>が4日ぶりに反発した。
子会社ダイナモアミューズメントがVRゲーム筐体の販売・レンタルやVRコンテンツの開発・販売事業を展開するVAR LIVE JAPANのVRゲーム事業を取得すると発表したGENDA<9166>は続伸した。
また、エイチーム<3662>やenish<3667>が買われ、子会社CROOZ Blockchain Labが開発に携わっているブロックチェンゲーム『エルゴスム』のトークン(FCT)の暗号資産取引所「MEXC Global」への上場を材料にクルーズ<2138>はしっかり。
半面、アエリア<3758>が大幅反落した。アエリアは、前日5月23日に子会社リベルの新作『18TRIP(エイティーントリップ)』がリリースとなったものの、ひとまず材料出尽くしとみた売り物に押される展開となったようだ。
ほか、モブキャストHD<3664>やcoly<4175>の下げがきつく、東映アニメ<4816>は4日続落し、年初来安値を更新した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166