ドワンゴ、サイバー攻撃で停止している「ニコニコ」について被害状況の調査と並行してシステム再構築すると明かす クレカ情報の流出はなし
KADOKAWA<9468>傘下のドワンゴは、大規模なサイバー攻撃の影響でサービスを停止している「ニコニコ」について、6月10日18時現在、被害状況の全容を把握するための調査と並行して、サイバー攻撃の影響を受けずに「ニコニコ」のシステム全体を再構築をするための対応を進めていると明かした。今週中に、同社役員の栗田穣崇氏、CTO鈴木圭一氏が復旧までの見込みおよびその時点までの調査で分かった情報を説明するとのこと。
また、個人情報の漏洩の可能性については、攻撃経路とともに調査を進めているものの、クレジットカード情報の漏洩は確認されていないという。これはニコニコは自社サーバーにクレジットカード情報を保存していないためだ。
なお、「サービス停止期間中のプレミアム会員費・有料チャンネル会員費は請求されるのか」「生放送のタイムシフト期限はどうなるのか」などの声が多数寄せられている件については、現時点では影響の調査を行っている段階のため、回答はできないものの、誠実に対応したい、としている。こちらについては、準備が整い次第、あらためて告知するとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドワンゴ
- 設立
- 1997年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 夏野 剛
- 決算期
- 9月
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468