コーエーテクモHDの決算説明資料より…開発パイプラインの発表済みタイトルは『真・三國無双 ORIGINS』など3本 未発表タイトル含め今期は下期にタイトルが集中
コーエーテクモホールディングス<3635>は、7月29日、2025年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料から同社の開発パイプラインの状況を見てみたい。
現在、発表済みとなっているタイトルは、2024年10月に発売予定の『三國志8 REMAKE』、今冬に発売予定の『FAIRY TAIL 2』、2025年に発売予定の大型タイトル『真・三國無双 ORIGINS』の3本となる。
これら以外にも複数の未発表タイトルがあり、下期に発売を予定しているという。これらを含め、2024年度は下期にタイトルが集中しているとのことだ。
また、開発中止や見直しなどによるパイプライン数の大きな増減は起きておらず、次の数年間に向け、前年度からすでに多くのタイトルが開発中としている。
今後は「AAAスタジオ」の稼働で大型タイトルの数がゆるやかに増加する想定となっており、大型タイトルをコンスタントに発売する体制に向け、中長期スパンで、開発体制の拡充を図る方針だ。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635