カプコン、第1四半期で『モンハンワールド』100万本販売 『アイスボーン』82万本、『ライズ』72万本と主要IPのリピート販売伸長

 

カプコン<9697>は、この日(7月29日)、第1四半期の決算でコンソールゲームの販売上位タイトルを開示し、『モンスターハンター:ワールド』が99万8000本だったことを明らかにした。累計では2632万3000本となった。2018年1月26日に発売された本作だが、いまもなお四半期で100万本近い販売を記録している。

『モンスターハンター:ワールド』の大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が2位で、81万9000本を販売した。累計では1341万9000本となる。

以下、『モンスターハンターライズ』が72万5000本、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が67万2000本、『バイオハザード RE:4』が48万3000本、『ストリートファイター6』が46万9000本、『ドラゴンズドグマ 2』が46万1000本と続いた。

他の家庭用ゲーム大手に比べて、デジタル販売やSteamなどのPCゲームストアに早くから取り組んでいた同社だが、セールなどの価格施策を効果的に活用したという。セール開催時、国内Steamでは上位20タイトルのうち7タイトルを占めるなど強さが際立っていた(関連記事)。

コンソールゲームのビジネスではかつてパッケージが中心だったころは初動のセールスが極めて重要だったが、デジタル販売が普及した現在、長期にわたって売り続けることが可能になっている。

 

株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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