8月5日前場の東京株式市場は大幅続落。日経平均株価は、前営業日比1662円14銭安の3万4247円56銭で午前中の取引を終えた。一時2500円を超える下げとなり、年初からの上げ幅を帳消しにした。米国の雇用統計の弱い結果を受けて米国株式市場が下落、東京市場もその流れを引き継いだ。米国の景気後退の影響が懸念されたほか、円高も逆風になるとの見方が出ている。
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている92銘柄のうち、上昇は3銘柄(3%)、下落は89銘柄(97%)、変わらずは0銘柄(0%)で、下落した銘柄の方が多かった。
個別銘柄を見ると、東映アニメーション<4816>やIGポート<3791>、ドリコム<3793>が買われた一方、サイバーステップ<3810>、カヤック<3904>、東京通信グループ<7359>、オルトプラス<3672>、任天堂<7974>など10%を超える下落となる。