アクセル<6730>は、8月6日、2025年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高40億6100万円(前年同期比9.3%減)、営業利益5億2800万円(同32.0%減)、経常利益5億2100万円(同34.3%減)、最終利益3億6700万円(同36.8%減)だった。
・売上高:40億6100万円(同9.3%減)
・営業利益:5億2800万円(同32.0%減)
・経常利益:5億2100万円(同34.3%減)
・最終利益:3億6700万円(同36.8%減)
大幅な減益となったが、これは主にパチンコ・パチスロ機向けLSIとメモリモジュールともに売上は前年実績を下回ったことによる。Web3やAIなど新規事業への投資も増えた。
① LSI開発販売関連
LSI開発販売関連は既存事業であるパチンコ・パチスロ機向け製品で構成されており、売上高は前年同期比3億8600万円減(同9.0%減)となる39億2500万円、セグメント利益は同2億2700万円減(同22.2%減)となる7億9600万円となった。主力製品であるパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは、前年同期に対し2.0万個減となる17.0万個の販売、メモリモジュール製品は前年同期を下回る販売となった。なお、第1四半期末の同セグメントの受注残高は134億9600万円となっている。
② 新規事業関連
新規事業関連は、組み込み機器向け製品に加え、AIやWeb3、ブロックチェーン領域を中心としたスタートアップ事業であり、売上高は前年同期比2800万円減(同17.1%減)となる1億3600万円、セグメント損失は同4200万円増(前年同期は5600万円の損失)となる9900万円となった。
■2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績は、売上高133億円(前期比24.3%減)、営業利益11億円(同54.7%減)、経常利益11億円(同55.1%減)、最終利益7億7000万円(同56.5%減)、EPS70.41円を見込む。
・売上高:133億円(同24.3%減)
・営業利益:11億円(同54.7%減)
・経常利益:11億円(同55.1%減)
・最終利益:7億7000万円(同56.5%減)
・EPS:70.41円
計画に対する進捗率は、売上高30.5%、営業利益48.0%、経常利益47.4%、最終利益47.7%となっている。
・売上高:30.5%
・営業利益:48.0%
・経常利益:47.4%
・最終利益:47.7%
会社情報
- 会社名
- 株式会社アクセル
- 設立
- 1996年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 松浦 一教/代表取締役副社長 斉藤 昭宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 6730