ゲオホールディングス<2681>は、8月6日、2025年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高1001億4700万円(前年同期比6.2%減)、営業利益43億6600万円(同24.6%減)、経常利益54億8100万円(同22.5%減)、最終利益35億4700万円(同26.5%減)だった。
・売上高:1001億4700万円(同6.2%減)
・営業利益:43億6600万円(同24.6%減)
・経常利益:54億8100万円(同22.5%減)
・最終利益:35億4700万円(同26.5%減)
同社では、リユース系は総じて堅調だったものの、新品商材で家庭用ゲーム機とゲームソフトで反動減があったことが主な要因としている。前年同期は、ハードウェアの販売が好調だったことに加え、大型新作が発売されたという。
リユース系リユース商材の動向としては、従前からのリユース需要の広がりに加え、円安やインバウンド需要の回復、グローバル展開の拡大により好調に推移した結果、リユース系リユース商材全体の売上は前年同期比17.7%増の464億3900万円となった。
メディア系リユース商材の動向としては、ゲーム関連商材はダウンロード版ソフトの普及が進むものの、家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の流通量増加やゲームユーザー数が増加傾向であることが下支えとなり、売上は前年並みとなった。
また、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器については、市場の活性化に加え、「GEO mobile」の単独店出店やゲオ店舗への併設店展開、EC販売により販売機会を創出することで、小売販売を強化している。以上の理由によりメディア系リユース商材全体の売上は前年同期比17.8%増の192億2600万円となった。
新品商材の動向としては、前年は家庭用ゲーム機の販売好調及び大型新作タイトルのリリースがあり、大幅な反動減となったことにより、売上は前年同期比42.6%減の212億5700万円となった。
このほか、外国為替相場の大幅な円安進行により、為替差益7億7000万円を計上した。
■2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績は、売上高4360億円(前期比0.5%増)、営業利益120億円(同28.6%減)、経常利益120億円(同36.0%減)、最終利益60億円(同45.0%減)、EPS151.11円を見込む。
・売上高:4360億円(同0.5%増)
・営業利益:120億円(同28.6%減)
・経常利益:120億円(同36.0%減)
・最終利益:60億円(同45.0%減)
・EPS:151.11円
計画に対する進捗率は、売上高23.0%、営業利益36.4%、経常利益45.7%、最終利益59.1%となっている。
・売上高:23.0%
・営業利益:36.4%
・経常利益:45.7%
・最終利益:59.1%
会社情報
- 会社名
- 株式会社ゲオ