BLOCKSMITH、顔認証技術を活用したWeb3ウォレットに関する特許を取得 特許を活用したウォレットを今秋ごろより提供開始

BLOCKSMITH&Co. は、本日(8月28日)、顔認証技術を活用したWeb3ウォレットに関する特許(第7535825号)を8月8日に取得したことを発表した。

この特許を活用したウォレットを2024年秋ごろより提供開始する。

■顔認証Web3ウォレットについて

従来の暗号資産ウォレットでは、ユーザーが秘密鍵やシードフレーズを自己管理する必要があり、紛失時の復旧が困難だった。この問題を解決するため、顔認証とMPC(マルチパーティ計算)技術を活用した「BLOCKSMITH WALLET」を開発した。

本ウォレットでは、MPC技術を活用しユーザーの端末と複数のサーバーで秘密情報を分散管理しています。端末変更や紛失などが発生した場合でも、サーバーで分散管理された秘密情報を使用して、ユーザーの資産へのアクセスが可能だ。これにより、ウォレット内の資産へのアクセス喪失リスクが軽減され、より安全で使いやすいウォレット体験を実現する。2024年秋ごろより、QAQAアプリ内機能として提供する予定だ。

<特許概要>
特許番号:第7535825号
発明の名称:生体認証を用いる秘密情報分散システム
登録日:2024年8月8日
特許権者株式会社BLOCKSMITH&Co.
特許内容:秘密情報を安全に外部のサーバーにバックアップし、情報漏洩のリスクを最小限に抑え、端末紛失時にも迅速に情報を復元できる技術を開発した。

秘密情報を複数の「断片」に分割し、これらの断片を自分の端末と複数の外部サーバーに分散して保存する。情報を復元するためには、一定数の断片を集める必要があり、これにより情報の完全性を保つ。さらに、生体認証(指紋や顔認証など)を導入することで、外部サーバーから断片を取得する際の不正アクセス防止が可能だ。このシステムにより、1つのサーバーが攻撃された場合でも全ての情報が漏洩するリスクが低減され、高度なセキュリティが実現される。

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