バリューコマース、2010年12月期は経常益183%増-アフィリエイトの好調と持分法投資利益などで

バリューコマース<2491>が2月10日に発表した2010年12月期の連結業績は、売上高69億7600万円(前期比5.5%増)、経常利益5億8900万円(同183.1%増)、当期純利益5億5800万円(前期2300万円)だった。 同社では、アフィリエイトマーケティングサービスと検索エンジン最適化に関連する売り上げが伸びたことに加え、ソフトウェア減価償却費の減少、持分法適用関連会社のジェービーツーワンの持分法投資利益を計上した、としている。 また、純利益の大幅な増加については、特別損失として前年に計上した持分法による投資損失がなくなったことや、繰延税金資産の回収可能性を見直し繰延税金資産の一部を積み増したことが主な要因。 2011年12月期は、売上高73億9700万円(前期比6.0%増)、経常利益5億8400万円(同0.8%減)、当期純利益3億5500万円(同36.4%減)と増収・減益を見込んでいる。