TOHO animation、8月中間の営業収入は118%増の306億円と急拡大 配信中心に全ソースが大幅増収 『ヒロアカ』けん引、『ハイキュー』『呪術廻戦』好調
東宝<9602>は、この日(10月15日)、2025年2月期 8月中間決算で、TOHO animation(アニメ事業)の営業収入について、前年同期比117.8%増の306億7600万円と大きく伸びたことを明らかにした。配信からライセンス、物販、劇場公開、配分金など全ソースで増収を達成した。
このなかでも伸びが際立ったのは配信で、営業収入は同102.5%像の109億1900万円と倍増となった。『僕のヒーローアカデミア』が全体を牽引したほか、『呪術廻戦』『ハイキュー!!』、新作の『怪獣8号』、『薬屋のひとりごと』なども貢献したという。
劇場公開の営業収入も同214.3%増の65億4600万円と急激に伸びた。『劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』と『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』が大ヒットしたことが主な要因だった。
また、商品物販が同247.3%増の49億8000万円、キャラクターライセンスが同42.2%増の48億8100万円だった。『ハイキュー!!』『呪術廻戦』などが貢献したとのこと。
このほか、『葬送のフリーレン』『ウマ娘 プリティダービー』『呪術廻戦』 『薬屋のひとりごと』などが好調だったパッケージも同104.4%増の17億8900万円だった。
なお、各ソース別の営業収入の推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602