マーベラス、デジタルコンテンツ事業の9月中間決算は減収減益 基幹タイトルの新作発売なく 『オホーツクに消ゆ』は好調なセールス

マーベラス<7844>の2025年3月期 9月中間決算におけるデジタルコンテンツ事業の業績は、売上高が前年同期比22.1%減の62億4600万円、セグメント利益が同33.3%減の1億400万円と減収減益だった。国内外においてコンシューマの基幹タイトルの新作がなかったことが主な要因だったという。

同社では、スマートフォン向けゲームアプリ『ビックリマン・ワンダーコレクション』をはじめ、『ドルフィンウェーブ』や『ブラウザ三国志』といった既存のオンラインタイトルゲームも堅調に推移し、収益基盤として寄与した、としている。

その一方、コンシューマについては、インディータイトルとなる『ボウと月夜の碧い花』を7月18日に発売したほか、子会社ジー・モードより9月12日に発売した『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』が好調なセールスとなった、とのこと。

 

第3四半期以降、基幹タイトルとなる完全新作アクションゲーム『FARMAGIA(ファーマギア)』を11月1日に発売した。さらに「ルーンファクトリー」シリーズの最新作『龍の国 ルーンファクトリー』を来年春頃に発売を予定しているという。

オンラインゲームでは、10月に『ビックリマン・ワンダーコレクション』がハーフアニバーサリー、『ドルフィンウェーブ』が2周年を迎えてイベントを実施した。年末にかけて『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』や『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の周年も控えているという。

  

なお、業績推移は以下のとおり。

株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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