ソニーグループ、第2四半期のゲーム事業は営業利益184%増の1388億円と過去最高…PS5採算改善、サードパーティー作品とネットワークサービスの増益で
ソニーグループ<6758>は、この日(11月8日)開催した第2四半期(24年7~9月)の決算説明会で、ゲーム&ネットワークサービス分野の営業利益が前年同期比184%増の1388億円となり、四半期ベースで過去最高を更新したことを明らかにした。ハードウェア、サードパーティー・ソフトウェア、ネットワークサービスがいずれも増益となったため、と説明している。
説明会では、ハードウェアの増益要因に関する質問が出たが、前年同期との比較では、2023年11月に発売されたPlayStation5の新モデルへの切り替えが進んだことをあげた。新モデルは、旧モデルに比べてコスト構造が改善されているとのことだ。
ただ、新モデルは前期の第4四半期に発売されたモデルとなるため、下期に関してはコスト改善効果が見込みづらいとのこと。販売単価の変更による収益改善が期待できるものの、マーケティングやプロモーションコストを増やすため、ある程度は相殺されるが、2025年3月通期の営業利益3550億円と最高を更新する見通しだ。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758