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ハピネット<7552>は、11月12日、2025年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、玩具事業やアミューズメント事業が引き続き好調に推移したことに加え、映像音楽事業の利益が改善したこともあり、増収増益となった。
売上高1685億4700万円(前年同期比4.7%増)
営業利益65億2300万円(同38.0%増)
経常利益66億6000万円(同35.9%増)
最終利益43億8600万円(同6.2%増)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①玩具事業 売上高780億1100万円(前年同期比13.6%増)、セグメント利益45億500万円(同37.0%増)
「ポケモンカードゲーム」や「ONE PIECE カードゲーム」などのトレーディングカードやバンダイの「たまごっち」関連商品などが大人需要も取り込み好調に推移したことより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。②映像音楽事業 売上高287億4300万円(同13.9%減)、セグメント利益7億4600万円(同235.2%増)
映像音楽パッケージの販売が低調に推移し、売上高は前年同期を下回ったものの、同社出資映像作品の興行収入が好調に推移し、海外や配信プラットフォームへの販売も伸長したことにより、映像メーカー部門の収益が改善し、利益面は前年同期を大幅に上回った。③ビデオゲーム事業 売上高363億7300万円(同6.7%減)、セグメント利益1億9800万円(同72.1%減)
ゲームハードの売上が低調に推移していることに加え、ゲームソフトにおいても市場をけん引するようなヒット商品がなかったことにより、売上高は前年同期を下回った。利益面についても、新作ゲームアプリをリリースしたことによるソフトウエア償却費の計上により、前年同期を大幅に下回った。④アミューズメント事業 売上高254億800万円(同27.7%増) 、セグメント利益17億600万円(同47.7%増)
カプセル玩具市場がユーザー層やインバウンド需要の拡大により好調に推移していることに加え、当社運営のカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の出店を拡大したことにより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。なお、「ガシャココ」は2024年9月末日時点で118店舗を出店している。 -
■通期業績予想は据え置き
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2025年3月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高3300億円(前期比5.8%減)
営業利益78億円(同10.1%減)
経常利益80億円(同10.9%減)
最終利益50億円(同24.0%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3504億6100万円、営業利益86億7900万円、経常利益89億7400万円、最終利益65億8100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552