NJHD、開発体制のピークを過ぎた案件や運営および運営サポート案件の体制縮小で減収・赤字計上に
-
エヌジェイホールディングス<9421>は、2月12日、2025年6月期の第2四半期累計(7~12月)の連結決算を発表、ゲーム事業で前期に開発体制のピークを過ぎた案件があることや運営および運営サポートを行う案件の体制縮小により、減収となった。
一方でゲーム事業で開発中案件の開発⼯程において計画と実際の差異によって第2四半期期間(10~12月)の利益が増加したことに加え、モバイル事業の新規出店に伴い、第1四半期決算時点と比べて赤字幅が縮小した。
売上高43億6300万円(前年同期比15.6%減)
営業損益1600万円の赤字(前年同期2億3400万円の黒字)
経常損益2600万円の赤字(同2億370000万円の黒字)
最終損益2700万円の赤字(同3億6500万円の黒字)主なセグメントごとの状況は以下のとおり。
①ゲーム事業
売上高は前期に開発体制のピークを過ぎた案件があることや運営および運営サポートを行う案件の体制縮小により、前年同期比で23.2%の減収となった。セグメント利益(営業利益)は、前期に開発体制のピークを過ぎた案件による減収影響については、外注費等などコストコントロールにより影響を抑えたが、前期は自社開発を進めていたゲームタイトルの権利譲渡などによる一時的な利益計上があった反動で前年同期比70.6%の減益となった。②モバイル事業
売上高は、来店者数の減少傾向に下げ止まりが見られるなか、主に新規出店した店舗の収益寄与により、前年同期比14.2%の増収となった。セグメント利益(営業利益)は、新規出店した店舗の利益寄与に加え、既存店も順調に販売台数を伸ばしたことにより、前年同期比29.8%の増益となった。 -
■通期業績予想は変更なし
-
2025年6月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高88億7000万円(前期比8.5%減)
営業利益1億円(同2.6%減)
経常利益6000万円(同37.7%減)
最終利益4000万円(同85.4%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 福田 尚弘
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421