マイネット<3928>は、子会社DigonがProofXと物流・エンターテインメント・観光業界における業務改革と新しい顧客体験の創出を目指し、AIエージェント技術を活用した戦略的連携を行うことを発表した。
また、AIエージェントの普及と活用を推進する業界団体「Japan AI Union」の設立も計画している。
両社は、物流・エンターテインメント・観光業界のそれぞれが抱える課題に対し、AIエージェント技術を活用した革新的な解決策を提案する。
<物流業界提案例>
・ルート最適化支援:AIによるリアルタイムの最適ルート提案で燃料消費を削減し、配送効率を向上。
・24時間対応のAIヘルプデスク:ドライバーや現場スタッフが直面する課題に即時対応し、業務を円滑化。
・倉庫管理の効率化:WMS(倉庫管理システム)との統合により、在庫管理や出荷プロセスを自動化。
<エンターテインメント業界提案例>
・キャラクターを利用したAIコンシェルジュ:お客様がIPを持つ個々のキャラクターを利用し、イベント案内や施設案内、ユーザー交流などを実現。
・個人に紐づいたコンテンツ推薦:視聴履歴や嗜好データを活用し、顧客ごとに最適なエンターテインメント体験を提供。
・リアルタイムの顧客サポート:イベントやサービス利用時の疑問や需要にAIが即時対応し、スムーズな体験を実現。
<観光業界提案例>
・地方創生AIコンシェルジュ:ご当地キャラなどを利用した観光地案内、イベント情報などの提供。
・観光客の行動分析とプラン提案:訪問者の嗜好データを基に、個々に最適な旅行プランを自動生成。
・地域経済との連携強化:地元の観光資源や飲食店を活用した提案で地域経済を活性化。
・混雑状況の可視化:AIによるリアルタイム分析で観光地の混雑を管理し、訪問者の快適性を向上。
上記は両社協業の一例で、その他業界にも様々な生成AIにまつわるソリューションを両社で提供していく。
また、両社は協業の発展形として、「Japan AI Union」を設立いたします。Japan AI Unionはエグゼクティブを対象とした業界団体であり、AIエージェント技術を活用し、企業の課題解決と持続可能な発展を支援する。本協会では、経営層が直面する戦略的課題に対応するため、情報共有、事例研究、具体的な解決策の提案を行っていく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928