【ゲームエンタメ株概況(2/21)】国内証券が投資判断格上げのDeNAが6日ぶりに急反発 『Disney STEP』サービス開始日決定でドリコムが急騰

2月21日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比98.90円高の3万8776.94円で取引を終えた。前日の米国市場安を受けて、朝方は売り先行の展開となったものの、日銀の植田総裁の「長期金利の急激な上昇時は国債買い入れ増額」という発言が伝わるとプラスに転換した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は41銘柄(43%)、下落は52銘柄(54%)、変わらずは3銘柄(3%)で、下落した銘柄の方が多かった。

中で、DeNA<2432>が6日ぶりに急反発した。DeNAは、いちよし経済研究所が投資判断を「B」から「A」に格上げし、目標株価を2100円から6800円に引き上げたことなどが市場の強い関心を集めたようだ。

また、前日2月20日にリリースした新作『トライブナイン』が国内Steamセールスランキングで8位に入ったアカツキ<3932>が4日ぶりに大幅反発した。

位置情報機能を活用したスマートフォン向けリアルライフ宝探しゲーム『Disney STEP』のサービス開始日が3月3日に決定したと発表したドリコム<3793>は後場に入って一段高した。

ほか、東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を3880円から4580円に引き上げたカプコン<9697>が反発し、4000円大台に乗せて取引を終えた。

半面、サイバーステップ<3810>やエディア<3935>、東京通信グループ<7359>などの下げがきつい。

マイネット<3928>は一時313円まで急騰した後に大きく値を崩し、結局はマイナス圏に沈んだ。

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
企業データを見る
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
企業データを見る
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る