Aiming、新作パイプライン「ゲーム系IPプロジェクトLG」はα版開発中と「順調に進んでいる」 アニメ系Gは「開発内容を再検討中」

 

Aiming<3911>の椎葉忠志社長は、2024年12月期の決算説明会において、2025年12月期における新作パイプラインについての説明を行い、「ゲーム系IPプロジェクトLG」について一定の進展があったことを明らかにした。こちらは以前はプロジェクト名と書かれているだけだったが、今回からパートナー1社との共同事業であること、そしてアルファ版の開発が進行していることが明らかになった。

「過去のプロジェクトは、サービス開始直前まで契約締結されないことが多かったが、今回は契約締結も早期に完了する予定」だという。契約締結されても、当該ゲーム系IP自体の展開スケジュールや戦略などがあるため、すぐに発表できるとは限らないものの、プロジェクト自体は「順調に進んでいる」とした。

逆に「新作アニメ系 プロジェクトG」について「開発内容を再検討中」というステータスになっているという。これまでの発表では「新作アニメ系プロジェクトG」と記載しているのみだった。プロジェクト名も非開示だが、「見通しがわからなくなってきた」(椎葉社長)という。

 

2025年12月期の第1弾タイトルは、『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚(ウィンヒロ)』で、3月12日にリリースする予定。製作委員会との共同事業となるが、出資比率は38.46%とマイノリティ出資となるため、持分法適用会社となる。ゲームの開発・運営を受託する一方、プロジェクトの損益は営業外収益・費用などに影響してくる。