エヌジェイHD、ゲーム事業の開発中の案件は4件 『SYNDUALITY』や『オホーツクに消ゆ』『青鬼』など開発 下期は提案強化で回復目指す
エヌジェイホールディングス<9421>は、2025年2月時点のゲーム事業の開発中の案件数は4件であると明らかにした。内訳は、家庭用ゲームやPCなどコンソールゲームが4本で、スマホやPC向けの運用型ゲームは0本とのこと。現在、コンソールゲーム系の受託が中心となっているようだ。
同社によると、子会社ゲームスタジオがバンダイナムコエンターテインメントより1月23日に発売された『SYNDUALITY Echo of Ada』の開発を担当したとのこと。今期(25年6月期)は『北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ』や『青鬼』などの開発も担当した。
なお、ゲーム事業の12月中間期の業績は、前期に開発体制のピークを過ぎた案件があることや運営と運営サポートを行う案件の体制縮小によって、売上高は前年同期比で23.2%減の31億6000万円となった。
また、前期に発生した自社開発タイトルの譲渡益に相当する一時利益が今期はなかったこともあり、営業利益は同70.6%減の1億0300万円にとどまったという。
同社では、新規企画提案を進めており、下期(25年1~6月)において、売上と利益の回復を見込んでいるとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 福田 尚弘
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421
会社情報
- 会社名
- 株式会社ゲームスタジオ
- 設立
- 2004年4月
- 代表者
- 代表取締役 岩立 誠治
- 決算期
- 6月