サイバーステップ<3810>は、Web3ウォレット「CyberStep Wallet」を2025年3月14日より提供開始したことを発表した。
サイバーステップでは、Web3事業への参入と強化を掲げ、NFTや暗号資産を活用した新たなデジタルエンターテインメントの創出に取り組んでいる。その一環として同社コンテンツとの親和性を最大限に高めるためのWeb3ウォレットが「CyberStep Wallet」。
【Web3ウォレット「CyberStep Wallet」とは】
「CyberStep Wallet」は、メールアドレスでの認証だけでなく、指紋認証や顔認証などの生体認証を用いることで、従来のWeb3ウォレットでは必要だった複雑な管理などが不要なWeb3ウォレット。メールアドレス認証や生体認証を導入することで、NFTやWeb3に馴染みのない方でも簡単に利用することのできる利便性とともに、セキュリティと安全性を提供することを実現している。
【今後の「CyberStep Wallet」の活用】
サイバーステップは、Web3市場のさらなる拡大を見据え「CyberStep Wallet」を様々な領域で活用することを計画している。
▼既存のゲームタイトルでのWeb3活用
サイバーステップのサービスタイトルでブロックチェーン技術を活用し、新たな遊びと資産性を実現する。
▼NFTマーケットプレイスおよびDeFiとの連携
ウォレットからマーケットプレイスへ接続することで、NFTの購入や二次売買を実現する。さらに、DeFi(分散型金融)と統合し資産運用、ステーキング機能を提供する。
▼リアルとデジタルの融合
実物のグッズとNFTを連携させ、リアルとデジタルを融合させた新しい体験を提供する。
▼株主優待の配布
「CyberStep Wallet」を介して、株主優待として展開予定のミームコインの配布、またその他のインセンティブを提供する。
▼他社でも活用可能なWeb3ソリューションの提供
「CyberStep Wallet」のシステムを他社も活用できる形で提供し、Web3コンテンツの導入を支援する。
【今後の展開】
「CyberStep Wallet」は、サイバーステップが展開するWeb3事業の軸として活用していく。
そのため、今後アップデートでは機能拡充と利便性向上を実施するとともに、より多くのブロックチェーンネットワークへの対応、新たな収益モデルの構築、より高度なセキュリティ技術を導入していくことを予定している。また、国内外の企業との連携を強化し、「CyberStep Wallet」を基盤としたリアルとデジタルの双方向型エンターテインメント体験の新たな創出を目指す。
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会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810