3月18日の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前営業日比448円90銭高の3万7845円42銭でこの日の取引を終えた。前日の米国株式市場の上昇や為替の円安を支援材料に買い優勢で始まり、一時は607円高まで買われる場面があった。その後はトランプ関税への警戒感から高値圏でもみあった。
【主要指数】
・日経225: 37,845.42(+448.90)
・TOPIX: 2,783.56(+35.44)
・ドル/円: 149.79(+0.61)
・ダウ: 41,841.63(+353.44)
・ナスダック: 17,808.66(+54.58)
・SOX: 4,663.97(+448.90)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は65銘柄(68%)、下落は20銘柄(21%)、変わらずは11銘柄(11%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
直近では大きく下げていた銘柄を中心に売られ過ぎとの観点から買いが入ったようだ。ドリコム<3793>やサイバーステップ<3810>が大きく買われたほか、ANYCOLOR<5032>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などにも押し目買いが入った。
アピリッツ<4174>が買われた。前日3月17日に発表した2025年1月期の連結決算は大幅な減益での着地となったものの、続き2026年1月期の業績予想で営業利益で前期比3倍超の大幅な増益予想を打ち出してきたことが材料視された。
他方、東宝<9602>が4日続伸。SBI証券が投資判断を新規「買い」、目標株価8970円でカバレッジを開始したことが手がかり。
このほか、24年11~1月決算を発表した銘柄は、全体的には小幅な値動きにとどまった。GENDA<9166>やエイチーム<3662>、ユークス<4334>がしっかり。coly<4175>とモイ<5031>は前日終値と変わらず。gumi<3903>、ポールトゥウィンホールディングス<3657>も小安い。
■ゲーム・エンタメ関連株一覧