Live2D、10種類以上のブレンドモードを新搭載し表現力が大きく向上した「Live2D Cubism 5.3 alpha版」を公開

2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D(ライブツーディー)」の研究開発を中心に事業を展開しているLive2Dは、製品開発途中の早い段階でユーザからの意見・要望をもとに、より使い勝手の良い機能を検討するため、Live2D Cubism Editor 5.3のalpha版を3月25日に公開した。

Cubism 5.3 alpha版の利用方法

Cubism 5.3 alpha版のダウンロード方法や意見要望などのフィードバック方法は以下のURL先のnote記事を参照。

よくある質問や注意事項も掲載されているので、利用の際は必ず確認しよう。

https://note.com/live2dnote/n/n3f52baecb117

※Cubism 5.3 alpha版はどなたでも無料でご利用いただけます。

新機能紹介

2025年3月25日公開時点のCubism 5.3 alpha版で試せる新機能の一部を紹介する。

▼ブレンドモード

オブジェクトの合成に関する機能。10種類以上のカラーブレンドとアルファブレンドを個別に設定できる。

▼オフスクリーン描画

複数のオブジェクトをメモリ内に描画してから、キャンバスに転写する機能。パーツ内のオブジェクトの重なりを気にせず不透明度の調整が可能となり表現の幅が広がる。

▼エイリアス

設定された描画順でオブジェクトやパーツをもう一度描画する機能。オブジェクトを複製することなく前髪に目や眉を透けさせる表現が可能になる。

※これらの機能は開発中のものとなり、実際に搭載される機能と異なる場合があります。なお、SDKへの対応は製品版で搭載される予定です。

開発スケジュール

▼alpha版の期間

beta版公開後、順次alpha版は終了する。

beta版の公開時期は6月下旬を予定している。

※フィードバックの量によってalpha版の期間および、その後のリリースの予定は前後する可能性があります。

※すべてのご意見を採用することは難しい場合があります。予めご了承ください。

alpha版を公開する目的

alpha版は、開発途中の早い段階でユーザからの意見・要望をもとに、より使い勝手の良い機能を検討するためのプレビューバージョン製品。

このalpha版では、今後提供予定のCubism Editor 5.3 リリース版に搭載予定の新機能をいち早く試すことができる。

alpha版に関する意見・要望は「Live2D公式クリエイターズフォーラム」または「X(旧Twitter)」より受け付けている。

詳しい内容はURL先のnote記事を参照。

https://note.com/live2dnote/n/n3f52baecb117

※Cubism 5.3 alpha版はどなたでも無料でご利用いただけます。

※ alpha版では日本語版・英語版・簡体字版(いずれもWindowsとmacOS対応)のエディタのみの提供となります。

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