シリコンスタジオ、1Q(12～2月)決算は売上高6％減、2100万円の営業赤字を計上　子会社イグニス・イメージワークスを吸収合併して単独決算に移行

シリコンスタジオ<3907>は、4月10日、2025年11月期の第1四半期（12～2月）の決算（非連結）を発表、子会社イグニス・イメージワークスの吸収合併により単独決算に移行したため、前年同期比較はないが、連結業績の実績との比較では減収、営業赤字転落となった。

なお、最終損益がゼロとなっているのは、イグニス・イメージワークスの吸収合併に伴い、受け入れた純資産の額と、同社が保有していた株式の帳簿価額との差額を抱合せ株式消滅差益として特別利益に計上したため。

売上高9億8800万円（前年同期比6.8％減）
営業損益2100万円の赤字（前年同期1300万円の黒字）
経常損益2300万円の赤字（同ゼロ）
最終損益ゼロ（同1800万円の赤字）
※前年同期比較は連結業績と比較した参考値

各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①開発推進・支援事業　売上高6億1100万円、セグメント利益7000万円
大型ゲーム環境開発プロジェクトが減少したものの、産業系の新規案件などの引き合いが堅調に推移した。

②人材事業　売上高3億7700万円、セグメント利益3800万円
第1四半期期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ580名（前年同期比2.0％減）、有料職業紹介の成約実績数は51名（同25.0％減）となった。

■通期業績予想は変更なし

2025年11月期通期の連結業績見通しについては、従来予想から変更なく、以下のとおり。

なお、記載の前期比較は単独決算以降のため、前期単独業績との比較に変更されている。

売上高46億7300万円（前期比24.9％増）
営業利益1億4400万円（同8.4％増）
経常利益1億4200万円（同11.0％増）
最終利益1億1800万円（同64.4％増）

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。