ガンホー、2Q(1~6月)決算は売上高5%減、営業益58%減に 『パズドラ』など既存タイトルの売上が減少
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ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、8月8日、2025年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)など既存タイトルの売上が減少し、減収減益となった。
売上高505億8800万円(前年同期比5.7%減)
営業利益50億2000万円(同58.9%減)
経常利益53億5100万円(同60.4%減)
最終利益24億6400万円(同68.5%減)『パズドラ』は、引き続きより多くの方に長期的に楽しんでもらうため、季節ごとのオリジナルイベントや他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、多様なイベント展開を継続した。その結果、4月30日には国内累計6300万ダウンロードを突破した。
また、『パズドラ』シリーズ最新作として、『パズル&ドラゴンズ ゼロ』を5月29日にリリースした。『パズドラ』の原点を追求した本作は、シンプルな操作性から初めて本シリーズに触れるユーザーにも親しみやすいタイトルとなっており、世界15ヵ国以上でグローバルにサービスを展開している。
2024年11月に日本国内配信を開始したスマートフォン向けMMORPG『ラグナロクX』は継続的なアップデートおよびイベントの開催により、堅調なアクティビティを維持した。
また、子会社Gravityおよびその連結子会社が運営しているRagnarok関連タイトルについても、引き続き連結業績に大きく貢献した。5月28日には『Ragnarok Online America Latina』の中南米地域における配信を開始するなど、東アジア・東南アジア地域に加えて、ブラジルをはじめとする中南米地域へのアプローチにも注力している。
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■2025年12月期通期予想は引き続き非開示
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なお、2025年12月期通期の連結業績見通しは引き続き非開示。同社はコンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
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※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1036億円、営業利益174億9100万円、経常利益200億1300万円、最終利益111億7100万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765

