アエリア<3758>は、8月14日、2025年12月期の第2四半期累計(1~6月)の決算を発表、コンテンツおよびグッズ販売の売上が回復傾向にあるほか、アセットマネージメント事業で、比較的利益率の高い複数の収益物件の決済があったことにより、各利益項目とも黒字転換を達成した。
売上高82億9400万円(前年同期比13.1%減)
営業利益4億2300万円(前年同期3億7000万円の赤字)
経常利益3億1400万円(同2億4200万円の赤字)
最終利益2億5900万円(同2億8600万円の赤字)
セグメントごとの状況は以下のとおり。
①ITサービス事業 売上高8億7600万円(前年同期比0.7%減)、営業利益5800万円(前年同期4800万円の赤字)
データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンのアフィリエイト広告売上の減少に伴い売上高は減少した。
②コンテンツ事業 売上高44億6800万円(同5.0%減)、営業損益400万円の赤字(前年同期5億600万円の赤字)
コンテンツおよびグッズ販売の売上は回復傾向にあるが、収益認識の遅れなどにより売上高が減少し、営業損失を計上した。
③アセットマネージメント事業 売上高30億円(同25.0%減)、営業利益3億6900万円(同101.1%増)
販売用不動産の竣工の遅れなどにより売上高が減少したが、比較的利益率の高い複数の収益物件の決済があったことにより営業利益が大幅に増加した。
■通期業績予想は変更なし
2025年12月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高225億円(前期比17.5%増)
営業利益7億円(前期4200万円の赤字)
経常利益4億5000万円(同5200万円の赤字)
最終利益3億円(同7億3900万円の赤字)
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高191億5500万円、営業損益4200万円の赤字、経常損益5200万円の赤字、最終損益:7億3900万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758