【ゲームエンタメ株概況(8/29)】東証プライム市場の上場維持基準にすべて適合のエイチームHDが3日ぶりに反発　子会社2社の設立を発表のサイバーステップは続伸

8月29日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比110.32円安の4万2718.47円で取引を終えた。月末を控えた利益確定や持ち高調整の売りが優勢となったが、売り一巡後はやや下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は49銘柄(51%)、下落は43銘柄(45%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、東証プライム市場の上場維持基準に7月31日時点ですべて適合したことを発表したエイチームHD<3662>が3日ぶりに反発した。

オルトプラス<3672>やボルテージ<3639>、KLab<3656>なども買われた。

商品企画・卸売事業に特化した子会社ミライヲツナグとブロックチェーンサービス開発事業に特化した子会社テノーラを9月中に設立することを発表したサイバーステップ<3810>は続伸し、運営するトレーディングカード専門店がポケモンカード公式から「ポケモンカードジム」の公認店として認定されたと発表したアクセルマーク<3624>も高い。

半面、IGポート<3791>が年初来安値を更新し、松竹<9601>やブシロード<7803>などが売られた。

前日7000円台乗せまで買われていたハピネット<7552>は4日ぶりに反落した。