【ゲームエンタメ株前場(9/19)】カラ鉄7店舗取得のGENDAは戻り売りに押されて伸び悩む 直近で乱高下のKLabは落ち着いた値動きに【チャート掲載】

9月19日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比348円65銭高の4万5652円08銭で午前中の取引を終えた。指数寄与度の大きい半導体関連株が買われており、一時549円高まで買われる場面があった。本日は日銀金融政策決定会合の結果公表が控えており、注目が集まっている。

 

【主要指数】
・日経225: 45,652.08(+348.65)
・TOPIX: 3,180.81(+21.94)
・ドル/円: 148.01(0.00)
・ダウ: 46,142.42(+124.10)
・ナスダック: 22,470.73(+209.40)
・SOX: 6,278.16(+217.95)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は44銘柄(46%)、下落は43銘柄(45%)、変わらずは9銘柄(9%)で、買い優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、エヌジェイHD<9421>が高く、マーベラス<7844>が変わらず、ネクソン<3659>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が安い。

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、ケイブ<3760>が高く、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、IGポート<3791>が安い。「カラオケの鉄人」7店舗の取得を発表したGENDAは買い優勢だが、テクニカル的には戻り売りが出やすい価格帯に入っているため、この売りをこなして上がれるかどうかがポイントになりそうだ。

 

最後に騰落ランキングを見ると、サン電子<6736>やモブキャストHD<3664>、enish<3667>、メガチップス<6875>が値上がり率上位となり、イオレ<2334>、coly<4175>、円谷フィールズHD<2767>、IGポート<3791>が値下がり率上位となった。また、直近で乱高下したKLab<3656>は3日続落となったが、落ち着いた値動きとなっている。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧