KLab<3656>は、本日(10月18日)も上場来高値を更新した。10月18日の終値は、前日比240円高の4770円となった。ザラバ中には4975円と5000円に迫る場面もあった。時価総額は234億円となっている。
同社が発表した決算と業績見通しが引き続き注目されているほか、コスモ証券が新規上場銘柄ながら最上級の投資判断「A」を付与しており、目標株価6500円でカバレッジを開始したことが手掛かり材料になったようだ。
コスモ証券では、ユーザーの分析や人気キャラクターの活用で継続的にヒット作を生み出すノウハウを蓄積しており、国内外のソーシャルゲーム市場拡大を追い風に中期的に高成長を続けると可能性は高いと評価している。
なお、コスモ証券では、2012年8月期の営業利益30億円(前期比3.1倍)、2013年8月期を45億円(前期比50%増)になると予想している。
円高による為替差損や世界的な景気後退の影響が懸念されるなか、主力銘柄が買いづらい状況が続いている。それに対し、ソーシャルゲームは市場の成長性も高く、世界的にも勝負できる分野として投資家の注目を集めているようである。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656