【ゲームエンタメ株前場(10/1)】「クランチロールマンガ」手がかりにLink-U4連騰 大型イベント変更でも月次好調のまんだらけが高い【チャート掲載】

10月1日前場の東京株式市場は4日続落。日経平均株価は、前営業日比521円37銭安の4万4411円26銭で午前中の取引を終えた。先週末の高値更新後の利益確定の売りが続いているほか、機関投資家によるリバランスの売りが出ているとの見方がでているという。

 

【主要指数】
・日経225: 44,411.26(-521.37)
・TOPIX: 3,084.09(-53.51)
・ドル/円: 147.97(+0.02)
・ダウ: 46,397.89(+81.82)
・ナスダック: 22,660.01(+68.86)
・SOX: 6,369.82(+54.71)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は18銘柄(19%)、下落は72銘柄(75%)、変わらずは6銘柄(6%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、任天堂<7974>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>が高く、トーセ<4728>が変わらず、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>が高く、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>、東宝<9602>、GENDA<9166>が高く、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、Link-U<4446>が「クランチロールマンガ」での採用が手がかりとなり引き続き大幅高となったほか、8月の月次売上が大型イベントの開催時期変更にも関わらず2ケタ増となったまんだらけ<2652>が買われた(関連記事)。GENDA<9166>やサンリオ<8136>が値上がり率上位に名を連ねた。他方、日本ファルコム<3723>、イー・ガーディアン<6050>、CRI・ミドルウェア<3698>、GLOE<9565>が値下がり率上位となった。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。