ワンダープラネット、25年8月期決算は営業損失1億2900万円となる見通し 有力IP2タイトルの開発進捗も『パンドランド』が想定下回る 成長投資も影響
ワンダープラネット<4199>は、2025年8月期の決算について、売上高23億1600万円(前期比5.4%減)、営業損失1億2900万円(前期は1億2100万円の利益計上)、経常損失1億5300万円(同1億1300万円の利益計上)、最終損失1億3100万円(同9200万円の利益計上)となる見通しと発表した。
・売上高:23億1600万円(同5.4%減)
・営業損失:1億2900万円(同1億2100万円の利益計上)
・経常損失:1億5300万円(同1億1300万円の利益計上)
・最終損失:1億3100万円(同9200万円の利益計上)
赤字となる見通しだが、同社では、『パンドランド』が期初の想定を大きく下回る結果になったため、としている。広告獲得効率やユーザー継続率の想定に到達せず、売上も計画を下回ったという。
加えて、『ジャンプチ ヒーローズ』のサービス終了や、新規タイトル開発や研究開発を含む成長投資約1億円を行ったことも響いたという。
他方、新規開発中の有力IPタイトル『ジャンプ+ジャンブルラッシュ』と『HUNTER×HUNTER NEN SURVIVOR』の開発が順調に進捗し、新規タイトル開発及び既存タイトル運営に係る開発・運営売上高が増加するなど、今後に向けた好材料が見えたという。
同社は、日本発のモバイルカジュアルゲームカンパニーとして、日本のIPコンテンツをグローバル市場で最大化することを目指している。
【追記】
業績推移は以下の通り。


会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高23億1600万円、営業損益1億2900万円の赤字、経常損益1億5300万円の赤字、最終損益1億3100万円の赤字(2025年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199