【ゲームエンタメ株概況(10/15)】後場場中に通期業績予想の上方修正を発表の松竹が大引けにかけて急騰 エディアは業績予想の上方修正も目先材料出尽くしに

10月15日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比825.35円高の4万7672.67円で取引を終えた。前日に1200円超の下落を演じていたことによる自律反発の動きもあり、次第に騰勢を強める動きとなった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は78銘柄(80%)、下落は17銘柄(18%)、変わらずは2銘柄(2%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、松竹<9601>が後場大引けにかけて急騰した。松竹は、後場場中に2026年2月期通期の連結業績予想の上方修正を発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、サン電子<6736>が高値を更新し、東京通信グループ<7359>やオルトプラス<3672>なども高い。
2025年8月期決算において、連結売上高と営業利益が9期連続で過去最高を更新したU-NEXT HD<9418>は3日ぶりに反発した。
半面、前場引け後に第2四半期決算を発表するとともに、通期業績予想の上方修正を発表したエディア<3935>は、目先の材料出尽くしとの見方から後場に入って急落した。
前日10月14日に発表した第1四半期決算が大幅な減収減益での着地となったテンダ<4198>は大幅反落し、年初来安値を更新した。
そのほか、イオンファンタジー<4343>などの下げもきつい。

会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高36億700万円、営業利益2億6200万円、経常利益2億3700万円、最終利益2億3400万円(2025年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935
会社情報
- 会社名
- 松竹株式会社
- 設立
- 1920年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 会長執行役員 迫本 淳一/代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘/代表取締役 副社長執行役員 武中 雅人
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9601