【ゲームエンタメ株前場(10/22)】出遅れ感から幅広い銘柄が買われる スクエニやバンナム堅調 アルファポリスやKLabにも物色【チャート掲載】

10月22日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比238円50銭安の4万9077円56銭で午前中の取引を終えた。高市早苗氏が首相就任という政治イベントが通過したことに加え、米半導体大手TIが時間外取引で売られたことを受けて、半導体関連を中心に軟調となったことが重しとなり、一時702円安まで売られる場面があった。

 

【主要指数】
・日経225: 49,077.56(-238.50)
・TOPIX: 3,260.15(+10.65)
・ドル/円: 151.66(-0.27)
・ダウ: 46,924.74(+218.16)
・ナスダック: 22,953.67(-36.88)
・SOX: 6,839.27(-45.76)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は71銘柄(73%)、下落は19銘柄(20%)、変わらずは7銘柄(7%)で、買い優勢だった。半導体やAI関連などとの比較で相対的な出遅れ感があり、幅広く物色されたもようだ。

大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>が変わらず、マーベラス<7844>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が高く、ケイブ<3760>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、KADOKAWA<9468>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やアルファポリス<9467>、KLab<3656>、アクセル<6730>が値上がり率上位となり、サイバーステップ<3810>、ポールトゥウィンHD<3657>、セガサミーHD<6460>、メガチップス<6875>が値下がり率上位となった。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。