任天堂の決算説明資料より…アジア地域での販売体制を強化 シンガポール子会社に続きタイにも子会社設立へ ニンテンドーeショップとNintendo Switch Onlineの展開も

柴田正之 編集部記者
/

任天堂<7974>は、11月4日に2026年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料より、同社のアジア地域での展開について取り上げたい。

同社は、「お客様との関係性を維持・拡大するための基盤」の一環として、アジア地域での販売体制の強化に取り組んでいる。具体的には、事業拠点の展開として、9月にシンガポールに子会社を設立したのに続き、タイにも子会社を新設する予定だ。

あわせて、デジタルサービスの拡充も進めており、11月18⽇よりシンガポール、タイ、マレーシアの3地域でニンテンドーeショップとNintendo Switch Onlineのサービスを開始し、後⽇、フィリピンにおいても同様の展開を進めていく予定だという。

任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る