ガンホー、3Q(1~9月)決算は売上高3%減、営業益62%減に 既存タイトルの売上が減少 Ragnarok関連の新作3タイトルが海外で配信開始
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、11月7日、2025年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、既存タイトルの売上が減少し、減収減益となった。
売上高735億9500万円(前年同期比3.8%減)
営業利益58億6800万円(同62.9%減)
経常利益69億6800万円(同59.6%減)
最終利益28億9200万円(同70.2%減)
2025年5月にリリースされた『パズル&ドラゴンズ ゼロ』は、グローバルなサービス展開を継続し、『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)は引き続きより多くのユーザーに長期的に楽しんでもらうため、季節ごとのオリジナルイベントや他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、多様なイベント展開を継続した。
加えて、2025年8月より全国6都市で開催されたオフラインイベント「ガンホーツアー2025」、また「パズドラ プレミアシリーズ2025」や「全国都道府県対抗eスポーツ選手権
2025 SHIGA パズドラ部門」をはじめとするeスポーツへの取り組みも含め、『パズドラ』ユーザーの裾野を広げる取り組みを継続した。
2025年9月25日より開催された「TOKYO GAME SHOW 2025」では、「LET IT DIE」シリーズの新作タイトル『LET IT DIE: INFERNO』を発表、12月4日に予定されているグローバルリリースに先駆けて試遊ブースも登場した。
子会社Gravityとその子会社が運営しているRagnarok関連タイトルについては、2025年7月3日に『Ragnarok: Twilight』と『Ragnarok Zero』の台湾・香港・マカオにおける配信を開始し、8月28日には『Ragnarok Idle Adventure Plus』の配信を韓国で開始、新規タイトルのグローバルなサービス展開により引き続き連結業績に大きく貢献した。
■2025年12月期通期予想は引き続き非開示
なお、2025年12月期通期の連結業績見通しは引き続き非開示。同社はコンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1036億円、営業利益174億9100万円、経常利益200億1300万円、最終利益111億7100万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765