エクストリーム、2Q(4~9月)決算はデジタル⼈材事業・受託開発事業が伸⻑し、増収を確保 採⽤への先行投資で各利益項目とも減益に

エクストリーム<6033>は、11月13日、2026年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、デジタル⼈材事業・受託開発事業が伸⻑し、増収を確保した。

なお、IT技術者不⾜に伴う市場環境の競争激化に加え、DXコンサルなどの新たな職種の社員採⽤を進めるべく、採⽤への投資を進めていることで各利益項目は減益となった。

売上高56億4400万円(前年同期比0.8%増)
営業利益6億6500万円(同18.8%減)
経常利益7億2100万円(同9.8%減)
最終利益4億5800万円(同14.4%減)

各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①デジタル人材事業 売上高34億4400万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益4億1100万円(同5.8%増)
ゲーム業界は引き続き厳しい市場環境ではあるものの、非エンターテインメント市場において、企業のDX推進などによる技術ソリューションに対する旺盛な需要を背景に、受注が好調に推移した。なお、稼働プロジェクト数は4945(前年同期稼働プロジェクト数は4689)となった。

②受託開発事業 売上高18億1000万円(同16.8%増)、セグメント利益4億2000万円(同3.8%増)
企業のデジタル施策への投資拡大を背景に、引き続き受注獲得が順調に進んだ結果、開発リソースの安定的稼働が採算性の向上に寄与した。

③コンテンツプロパティ事業 売上高4億4200万円(同50.4%減)、セグメント利益2億6200万円(同31.2%減)
同社が権利保有するゲームタイトルのライセンス収益のほか、子会社Dragami Gamesが発売したゲームの販売額も発生した。

■通期業績予想は変更なし

2026年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高110億円(前期比3.0%減)
営業利益10億円(同34.1%減)
経常利益9億6300万円(同42.1%減)
最終利益6億1600万円(同45.5%減)

株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高113億3600万円、営業利益15億1700万円、経常利益16億6400万円、最終利益11億3000万円(2025年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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