
NCSOFTは、2026年3月12日、「2026経営戦略懇談会」で、中長期成長戦略を基盤に2026年に売上2兆5000億ウォンを達成し、2030年には売上5兆ウォン、ROE(自己資本利益率)15%以上の達成を目指す計画を明らかにした。パク ビョンム共同代表は「過去2年間は将来の成長に向けた基盤を整える期間だった」と述べたうえで、3つの核心成長戦略ロードマップを明らかにした。「レガシーIP高度化」「新規IP確保」「モバイルカジュアル事業」の三本柱を提示した。
■レガシーIP高度化
『リネージュ』、『タワー オブ アイオン』、『ギルドウォーズ2』、『ブレイドアンドソウル』などの主力IPの核心価値を継続して強化する。具体的には、運営体制の高度化、サービス地域の拡大、スピンオフ新作ゲームの開発などを通じて、収益基盤のさらなる強化を図る方針だ。

■新規IP確保
自社開発力の強化とパブリッシング事業の拡大を同時に進めるツートラックラインアップを構築する。MMORPG、シューティング、サブカルチャー、アクションRPGなど多様なジャンルで、すでに自社開発タイトル10タイトル以上、パブリッシングタイトル6作品以上の新作ラインアップを確保しており、詳細を順次公開する予定である。同社は、2025年からゲーム性評価委員会、技術性評価委員会、進捗管理TFを運用し、ゲームの完成度と市場性の確保、開発期間の管理に注力している。

■モバイルカジュアル事業
新たな成長エンジンとして選定したモバイルカジュアル事業は、グローバルゲーム市場の30%以上を占める分野である。同社は2025年にモバイルカジュアルセンターを新設し、開発、パブリッシング、データ、技術力を統合した「モバイルカジュアルエコシステム」を構築してきた。パク共同代表は「NCが培ってきたデータ分析力とサービス運営のノウハウに、実行経験を持つ人材が加わることで、モバイルカジュアル事業を成功裏に推進できる」と自信を示した。

モバイルカジュアル事業の実行戦略として、同センター長のアネル チェマンは、データ基盤の予測可能モデルの構築を強調し、以下の5段階プロセスを通じて事業を推進すると説明した。
・年間数十件に及ぶコンセプトテスト
・迅速なプロトタイプ制作
・実際のユーザーを対象としたA/Bテストおよびデータ分析
・主要指標に基づく大規模なユーザー獲得または終了判断
・成功タイトルの運営
同センター長はまた、「すべての段階でデータに基づく意思決定が行われる」「ゲームのリリースと運営において非常に予測可能性の高いモデル」と説明した。同社は、戦略実行のため「Moving Eye」「LIHUHU PTE. LTD.」「Springcomes」などグローバル競争力を持つ開発スタジオや、プラットフォーム企業「JustPlay GmbH」を買収し、エコシステムの中核エンジン整備を進めている。同センター長は「ポートフォリオが蓄積されるほど持続的な成長が可能になる」とし、「NCはデータ基盤のモバイルカジュアル事業を実行するためのシステムを構築しており、これを基盤に高速成長の準備が整っている」と述べた。
会社情報
- 会社名
- NCSOFT