任天堂、26年3月期決算は売上高98%増、営業益27%増 Switch 2の通期の販売台数は1986万台 『マリオカート ワールド』の販売本数は本体セット分を含めて1470万本に
任天堂<7974>は、5月8日、2026年3月期の連結決算を発表、昨年6月に発売したNintendo Switch 2が順調な立ち上がりを見せ、その後も全世界で販売を伸ばしたことなどにより、大幅な増収増益を達成した。
なお、経常利益には持分法による投資利益827億円と受取利息460億円、為替差益443億円を計上したことが、さらに最終利益には投資有価証券売却益326億円を特別利益として計上したことが影響している。
■2026年3月期決算実績
売上高2兆3130億5100万円(前々期比98.6%増)
営業利益3601億1700万円(同27.5%増)
経常利益5421億9600万円(同45.6%増)
最終利益4240億5600万円(同52.1%増)
6月に発売したNintendo Switch 2が順調な立ち上がりを見せ、その後も全世界で販売を伸ばした。期末にかけては、3月に発売した『ぽこ あ ポケモン』がハードウェアの販売に貢献したことも加わり、通期の販売台数は1986万台となった。
ソフトウェアについても、本体と同時に発売した『マリオカート ワールド』が本体セットの販売分を含め1470万本となったほか、7月に発売した『ドンキーコング バナンザ』が452万本の販売を記録した。また、10月に発売した『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition』はパッケージ版のみで394万本の販売となった。なお、本タイトルを含むNintendo Switch 2 Editionソフトのダウンロード版の販売本数は、Nintendo Switchソフトウェアとして集計している。これらの結果、Nintendo Switch 2ソフトの販売本数は4871万本となった。
3月に発売から10年目を迎えたNintendo Switchも一定の需要が継続し、ハードウェアの販売台数は380万台となった。ソフトウェアでは、『Pokémon LEGENDS Z-A』が885万本(『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition』のダウンロード版を含む)の販売を記録したほか、10月に発売した『スーパーマリオギャラクシー 2』が276万本、『スーパーマリオギャラクシー』が260万本の販売となった。
Nintendo Switch 2 では専用のソフトウェアに加えてNintendo Switchソフトも遊べることから、『マリオカート8 デラックス』や『Nintendo Switch Sports』など、前期以前に発売した定番タイトルも安定した販売となった。また、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』や『あつまれ どうぶつの森』など、Nintendo Switch 2 Editionが発売された定番タイトルも安定した販売となった。このような要因もあり、Nintendo Switchソフトの販売本数は1億3691万本となった。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスにおいては、パッケージ併売ダウンロードソフトの売上が増加したことなどにより、デジタル売上高は4076億円(前年同期比25.0%増)となった。
IP関連収入等については、主に映画関連の売上が減少したことにより、売上高は735億円(同9.7%減)となった。
■2027年3月期はSwitch 2ビジネスの拡大に注力
2027年3月期通期の連結業績予想については以下の通り。
昨年6月に発売したNintendo Switch 2は、今後もハードウェアの勢いを維持しつつ、ソフトウェアとともに幅広いユーザーに届けることを目指していく。Nintendo Switch 2向けのソフトウェアでは、5月に『ヨッシーとフカシギの図鑑』、6月に『Star Fox』、7月に『スプラトゥーン レイダース』を発売する予定だ。
Nintendo Switchについては、4月に『Pokémon Champions』を配信、『トモダチコレクション わくわく生活』を発売した。また、7月に『リズム天国 ミラクルスターズ』を発売する予定だ。
売上高2兆500億円(前期比11.4%減)
営業利益3700億円(同2.7%増)
経常利益4300億円(同20.7%減)
最終利益3100億円(同26.9%減)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974