
コムシード<3739>は、5月14日、2026年3月期の連結決算を発表し、売上高24億7400万円(前の期比0.4%増)、営業利益1億4000万円(同3.3%減)、経常利益1億4600万円(同24.8%増)、最終利益9800万円(前の期は1億3400万円の損失計上)と最終黒字転換を達成した。
・売上高:24億7400万円(同0.4%増)
・営業利益:1億4000万円(同3.3%減)
・経常利益:1億4600万円(同24.8%増)
・最終利益:9800万円(同1億3400万円の損失計上)
同社では、主力のモバイル事業で将来の成長を見据えた積極的な初期投資を実行したことに伴う費用が発生したため、営業減益となったものの、不採算事業であるブロックチェーン事業の整理や固定費の削減が進んだことで、経常利益は大幅な増益を達成し、最終利益も黒字化した、としている。
・モバイル事業
モバイル事業の売上高は前期比2.9%増の24億7080万6000円と増収であったが、セグメント利益は同41.9%減の1億9505万6000円となった。既存タイトル『グリパチ』や新作タイトル『スロパチスピリット』で構成されるバーチャルホール領域を主力とするソーシャルゲーム運営が堅調に推移したが、新タイトル『スロパチスピリット』の投入など今後の成長を見据えた積極的な初期投資を実行したため、利益面では一時的な減少となった。今後は、既存タイトルの効率的な運営体制への転換も進め、中長期的な収益基盤の強化を図る方針だ。
サービス分野別では、有料ゲームアプリがロングテール収益の緩やかな減衰により減収となったものの、第3四半期に投入した有力タイトルが過去最高ペースで伸長している。受託開発および運営業務、ゲーム内広告はいずれも堅調に推移し、グループ全体の収益安定化に貢献した。特に海外配信サービス分野は、海外プラットフォームへのコンテンツ提供が安定的な成長を見せ、前期比で10%以上の増収を記録した。
・ブロックチェーン事業
当連結会計年度に不採算事業であるブロックチェーン事業の整理を実施したことで、同事業の売上高は前期比73.6%減の2628万円となった。事業縮小に伴い売上高は減少したが、固定費等の削減が進んだことでセグメント損失は5498万9000円となり、前期の1億8525万7000円の損失から大幅に改善した。今後は、経営リソースを主力のモバイル事業へ集中させ、グループ全体の収益性向上を最優先に取り組むとしている。
■2027年3月期の見通し
2027年3月期の業績は、売上高30億円(前期比21.2%増)、営業利益2億4000万円(同71.3%増)、経常利益2億3000万円(同57.3%増)、最終利益2億1000万円(同112.5%増)、EPS15.54円を見込む。
・売上高:30億円(同21.2%増)
・営業利益:2億4000万円(同71.3%増)
・経常利益:2億3000万円(同57.3%増)
・最終利益:2億1000万円(同112.5%増)
・EPS:15.54円
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高24億7400万円、営業利益1億4000万円、経常利益1億4600万円、最終利益9800万円(2026年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3739




