タカラトミー、子会社アーツとキディランドが存在感高める 「ポケモン」「アイプリ」拡大 キダルト需要取り込む展開も奏功

タカラトミー<7867>でグループ会社の存在感が高まっている。主力子会社であるタカラトミーアーツとキデイランドの業績がともに大きく伸長し、両社の売上高合計はタカラトミー連結売上高2704億5500万円の約35%に達した。

タカラトミーアーツの売上高は前の期比17%増の536億円となり、過去最高を更新した模様だ。ぬいぐるみや「ガチャ(カプセルトイ)」がキャラクター商品を中心に幅広い支持を集め、国内外で人気を拡大した。

カプセルトイ事業では北米展開も進めており、実験店舗での検証を継続しつつ、大手グローサリーストアや映画館チェーン、さらにGENDAグループのプラットフォームを活用した販売も展開した。

アミューズメントマシン事業も好調だった。『ポケモンフレンダ』が国内で堅調に推移したほか、アジアでは『ポケモンメザスタ』を4月から稼働開始し、好調な立ち上がりを見せた。加えて『ひみつのアイプリ』の人気拡大も寄与し、全体として前期を上回る実績となった。

タカラトミーアーツは、ぬいぐるみやカプセルトイといった物販に加え、アミューズメントマシンでも存在感を強めている。特にポケモン関連タイトルは国内外でヒットを続けており、グループ成長を支える中核事業の一つになりつつある。

 

一方、キデイランドも大きく業績を伸ばした。売上高は前期比21%増の409億円となった。

人気キャラクターグッズや雑貨を取り揃える“トレンド発信基地”として、訪日外国人観光客を含む幅広い顧客層から支持を集めたほか、「Kidults(キダルト)」と呼ばれる大人向けホビー・キャラクター市場への売場展開拡大も奏功した。さらに、4月にオープンした「新宿店」「名古屋パルコ店」「広島パルコ店」の新店効果も業績を押し上げた。

 

タカラトミーグループでは、玩具メーカーとしての本体事業に加え、キャラクター雑貨やカプセルトイ、アミューズメントマシン、小売店舗など多面的な事業展開を進めている。特に近年は、インバウンド需要や“大人向けキャラクター市場”の拡大を背景に、子会社群の成長が目立っており、グループ全体における存在感を高めているようだ。

株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長 小島 一洋/代表取締役社長CEO 富山 彰夫
決算期
3月
直近業績
売上高2502億3500万円、営業利益248億7000万円、経常利益240億3300万円、最終利益163億5000万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
企業データを見る
株式会社タカラトミーアーツ
http://www.takaratomy-arts.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミーアーツ
設立
1988年2月
代表者
代表取締役社長 近藤 歳久
決算期
3月
企業データを見る